(ブレックファーストクラブ(ラジオ番組)のトランスフォビアな発に、ジャネット・モックとラヴァーン・コックスが突っ込みを入れた!)
『でもさぁ、寝た女がトランスジェンダーだってわかったら、もー最低だよね、殺したくなっちゃう!』
結構ありがちなヘイトスピーチなんだけど、こういう事言っちゃうんですよねぇ、笑いを取ろうとして…。この番組の前の週に、ジャネット・モック(写真左の人、作家さんでトランスジェンダー活動家です)がトランスの話をしていたらしく、余計にひどい!てな話に…。
これは冗談で言ったとの事ですが、冗談で『殺したい』といっちゃうことのヤバさが、トランスフォビア(トランスジェンダーに対する恐怖)にあるのです。
実際に、世界中でヘイトの被害にあっているトランスランスジェンダーの多くは、トランス女性のセックスワーカーです。
トランスだったら殺したくなるというのが、笑いとして成立してしまう状況があるとするなら、それはトランスジェンダーにとってはとても怖い状況であって、それは看過できないということなのです。
結構ね、物理的暴力受けたてな話までは、日本だってあるのですよ…ただ、殺人事件とかになっていないからニュースになっていないですけど…
どこかで
『あいつらは気持ち悪い!』
といった感覚が『すべての人に当てはまる』みたいにされて…それをこのような冗談にして笑いを取ろうとする。
日本でも、似たような構図はあったりしますよね?…
相模原の事件じゃないけど…そういう社会に残っているフォビアが、私たちにとっては脅威なわけです。
0 件のコメント:
コメントを投稿