2017年8月1日火曜日

こういうフォビア(恐怖・嫌悪)がおっかないのです。

Janet Mock and Laverne Cox Had the Best Clap Back to The Breakfast Club's Transphobia
(ブレックファーストクラブ(ラジオ番組)のトランスフォビアな発に、ジャネット・モックとラヴァーン・コックスが突っ込みを入れた!)



 


概要としては、ラジオ番組でコメディアンのリル・デュバルが、米軍のトランスジェンダー入隊禁止関連のニュースの話題の時に

『でもさぁ、寝た女がトランスジェンダーだってわかったら、もー最低だよね、殺したくなっちゃう!』

結構ありがちなヘイトスピーチなんだけど、こういう事言っちゃうんですよねぇ、笑いを取ろうとして…。この番組の前の週に、ジャネット・モック(写真左の人、作家さんでトランスジェンダー活動家です)がトランスの話をしていたらしく、余計にひどい!てな話に…。

これは冗談で言ったとの事ですが、冗談で『殺したい』といっちゃうことのヤバさが、トランスフォビア(トランスジェンダーに対する恐怖)にあるのです。


実際に、世界中でヘイトの被害にあっているトランスランスジェンダーの多くは、トランス女性のセックスワーカーです。


 トランスだったら殺したくなるというのが、笑いとして成立してしまう状況があるとするなら、それはトランスジェンダーにとってはとても怖い状況であって、それは看過できないということなのです。



結構ね、物理的暴力受けたてな話までは、日本だってあるのですよ…ただ、殺人事件とかになっていないからニュースになっていないですけど…


どこかで


『あいつらは気持ち悪い!』




といった感覚が『すべての人に当てはまる』みたいにされて…それをこのような冗談にして笑いを取ろうとする。

日本でも、似たような構図はあったりしますよね?…


相模原の事件じゃないけど…そういう社会に残っているフォビアが、私たちにとっては脅威なわけです。


LGBT講師って結局なんなのだろう?





LGBT狙い高額セミナー 弱みに付け込まれトラブル

こんなニュースが新聞に載ったようで…この話は結構前からSNSなどでも話されていた問題で、とにかくその法外な料金や、誘い方の手口など、かなり怪しい感じだそうです…。

トランス男性などが特に被害を受けているようなんだけど、その背景を考えると…やっぱり…

『トランスして食っていけない!』 

といったところにあるのかなぁ…とも思う…。

トランスジェンダーにとって、やはり望みの性での就職が難しく、将来に不安が大きい。
そしてこの問題の背景に…

 『そこそこ有名な人が関わっている』
 という部分がまた闇なんじゃないかなぁとも…

だってね、その辺の見ず知らずの兄ちゃんが『講師にならへん?』なんて言っても誰も食いつかないでしょ?…その話気になるなぁって思わせる人じゃないと…。
でっ、この問題が結構くすぶっているにも関わらず…LGBT界隈はその闇に直接手を突っ込もうとはしていなかった…。
なので、そこそこ話題になってもなお、地味に被害者がでるのは…そういう放置された闇があるからかなぁと思うわけです。

 まぁ、あたしも結構ヘタレなので、ここで○○が~とか名前を出して面倒くさい思いをするのも嫌なのでそこは伏せ字のママにしておきますが…。

でも、思うのです!被害者を減らすためには、本気ならちゃんと勉強しようよ!と、教えることかなぁと…。

別に講師になるかどうかは別にして、本気で誰かにLGBTの話を伝えたいというのであれば、それを伝えられるだけの知識が必要なのは、誰だってわかるでしょう?…
ならやることは単純で

『勉強しましょうよ!』   
 となると思うのです。

だって、勉強しなければ語れないでしょ?知らないことを適当に言っていたら『あいつは嘘ばっかり言っていてダメだ』なんて言われちゃう…。

 幸いというか、今は便利な時代なのでおうちにいながら、LGBTの詳しい事をネットで勉強できる時代な訳で…本人がその気になれば、いろいろなデータやら記事やらが転がっているんだから…もー、どんどん調べれば良いわけじゃない?



でっ、勉強していれば、変な人がいい加減な誘い文句で


『僕と契約してLGBT講師になってよ!』

なんて魔法少女よろしくてなところで、相手の怪しさにすぐ気がつくので引っかかることも無いでしょ…


とにかく講師になるならないはともかく、LGBTQ+の話は面白いから…自分が色々なジャンルの何に興味があるのか…そこからまずは始めると良いのかにゃ…。


とにかく!

『うまい話があるなら、あたしに教えてっ!』


(違っ!)

まぁ、そう簡単にもうけ話があるなら…みんな自分でやっているわよ(-。-) ボソッ

 

2017年7月29日土曜日

米軍のトランスジェンダー入隊禁止のお話…



2011年にDADTが廃止された時に(DADTの説明は、動画をみてねっ(^^ゞ)喜んだ人も多かったけど、トランスジェンダーの入隊禁止が解かれていなかったので、まだこれでは喜べないと…一緒に多くの人達が声を上げていて…。

でっ…昨年のプライド月間のサプライズとしてトランスジェンダーの入隊禁止が解除された訳だけど…それがトランプの手によって再び禁止されるという流れなわけです…


思いの外、日本の色々な活動家の人がこの記事に反応していて、ちょっとビックリもしているのです…というのも…まぁ、日本の自衛隊においてトランスを雇うななんて法律は実際ないでしょうが…問題はそこではなく…

動画でも説明していますが、2014年にオバマが政府機関で積極的にLGBTを雇用するよ!といった政策を初めて、あるいみ、この話もその流れの一つだと思うのです…


でねっ…日本に目を向けてみた時、日本のトランスジェンダーの職業的な保証というか…トランスであるということで、就職に不利になることは現状あるわけで…動画で公民権法の解釈な話もしましたが、いま多くの国が差別禁止法などでLGBTに対する差別を禁止しています…アメリカでも多くの州や地域でこれらの法律があり、それによって就業における差別なども禁止されているというわけです。

まぁ、そういうベースがあるからこそ、今回のニュースで怒る人達もまた多いという背景があるわけです。

一方で日本の場合…SRSして、性別変更して、就職できずに生活保護に…なんてパターンも多くみている状況で、また、職場などでの差別があることを懸念して、殆どのLGBはカムアウトをしないのが現実…

日本では『差別が無い』なんて話をする人がいますけど…日本の社会そのものが『DADT』で…みんな言わない、聞かないな状態なので…近くにLGBTがいることを知らず、知らないから直接的な差別が少ない…

よその国は大変だなぁ…って見ている状況で、こっちはもっと大変だったいるすってことに…きがついているのかなぁって部分がちょっとある…










2017年7月28日金曜日

とまとのたね#2 東京福祉大学、LGBTサークル不認可について!



2回目はニュースになったLGBTサークルの不認可についてのお話です。

不認可となった理由は『準備不足』という事ですが…

当事者やらアライの人達が参加するサークルだとして、いったい何の準備が必要だと言うのでしょう?

大学側の話として『必要なことは十分承知している』とのことですが…だったら大学の求める条件を提示して、それを条件に認可すれば良いじゃないですか!

このニュースで感じたことは結局

『LGBTとかそんな訳のわからない奴を集めて、変なことが起きたら困る!』

そんなお話なのだと思うのです…

 別に何かの過激なサークルって訳でもないですし、基本はいわゆる自助グループ的な形になるのであろう…その存在自体に何ら危険性は無いわけです。

生徒達の自主性を担保するためにも、いまでも非公認で活動しているようなので…大学側は考え直して、ぜひ公認サークルとして認可してほしいと思うわけです!
 

2017年7月27日木曜日

トランプ大統領がまたトランスをターゲットに!

 
 
 
米軍は以前DADT(Don't ask, don't tell)という システムがまかり通っていまして…。

言わない聞かないというのは、つまりゲイであることをカムアウトしない、また、誰かがゲイだと判ってもあえてそれを問うたりしない、そういう形で形式上米軍にはゲイはいないことになっていたのです。

それが2011年にオバマ大統領がDADTを廃止、つまり、LGBであって、それをカムアウトしてなお軍にいることができるという形に変えられたのです。

ただこのときはトランスジェンダーに関しての話は無く、トランスジェンダー差別は続いている!として、当時の当事者団体はあえて喜びを表明せずに、トランスジェンダーが職業選択の自由として軍においても働けるようにと戦っていこう!と誓ったのです。

そして、昨年のプライド月間にオバマ大統領は、Stonewall innを国定史跡に登録し、さらに、トランスジェンダーが米軍で働けるように大統領令を出したのです。
With Transgender Military Ban Lifted, Obama Cements Historic LGBT Rights Legacy

また、昨年、トランスジェンダーが出生証明の性別のトイレ利用以外認めない法律をノースカロライナ州で作られた時には、オバマが大統領令で、全米の公立学校においてトランスジェンダーが望むトイレを利用できるようにしたのですが…。

トイレの大統領令については、就任直後に、そして、トランスジェンダーが米軍で働ける権利についても破棄されてしまいました。

アメリカにおける、トランスジェンダーの人権の後退は、少なからず海外にも波及することがあり油断できません。

また、この様な決定が、トランスジェンダーに対するヘイトにつながらないことを祈ります。



2017年7月26日水曜日

番組はじめましたっ!


まぁ、色々と考えるところあって番組を始めて見ました…。

番組タイトルは『とまとのたね』です。

動画を撮ったあとにタイトルどうしようって悩んだので、今回はタイトルコールが入ってません(^^ゞ

とまとが何かをネタに5分ほどしゃべる!というのをコンセプトにと考えて、とまとがねたを~…ネタはひっくり返すと種だねっ!…ということです(安直ですね相変わらず)

ちなみに最初の話は『LGBT検定』の話にしてみました。


正直、あの値段やら何やらをみると多くの人は不安になると思うのですよ、私も実際そうでしたし…ただ、内容も判らず『なんだこりゃぁ!』というのも、やっぱり良くないのかなぁとも思った部分でお話してみました。

とにかく、あの検定の中身が何であれ、それよりももっと当事者が自分語りをできるようになって…LGBTQ+にとって何が必要なのか!検定なんて無くても大丈夫!となってもらえるようにすることが大事じゃないかなぁと思うわけです。

だってね…たとえば、同和の話とか、在日の話とか、障害者の話とか、被差別lクラスターはいっぱいあるけど…それらにたいして『○○検定』なんて無い訳で…、

検定が無いからそれらの人の相談とか乗れません!なんてことも無いでしょ?…


人権という事をしっかり理解して貰えば、その先はそれほど難しくない…いや、当然差別がなくなるまではとても難しいし長い道のりだけど、やることは結構シンプルになるはずと言う意味です。

そんなわけで…とりあえず、とまとのたね!見てねっ!!